こんにちは。ぐうたらんこです。
我が家では、約30種類、合計50個ほどのエアープランツを育てていますが、お部屋にグリーンがあるだけでとても癒やされますし、オシャレな空間になるのは間違いないですよね☆
エアープランツは基本的に鉢で育てる植物ではないことから、飾り方もアイデア次第なわけですが、飾り方によっては掃除が大変、水やりも大変。どうせならそれぞれの個性を活かしつつ楽して管理したいものです。
- エアープランツの個性を活かした飾り方を知りたい
- できるだけ楽してエアープランツを育てたい
エアープランツの個性とは
エアープランツには、銀葉種と緑葉種があることをご存じの方も多いと思います。
銀葉種はエアープランツ特有のトリコームと言われるうぶ毛のような物が全体を覆っているため葉がシルバーグリーンに輝く。一方緑葉種はトリコームがほとんどないため、観葉植物のような濃い黄緑から深い緑のような色をしています。
うぶ毛が多い子は水分を含みやすいので水やり頻度を少なく、一方のうぶ毛がない子は水やりを多めに、というのが基本ですよね☆
このエアープランツ特有のトリコームの量によって管理法も変わってくるので、飾り方も工夫してあげることが望ましいのです。
その他、エアープランツの種類によって形が様々。壺型もあれば茎が伸びていくタイプもありますので、形状や個性に合わせて飾ることでとても表有情豊かになってくれます♩
エアープランツできるだけ楽して育てる
エアープランツを新しく購入して間もない頃は、毎日様子を伺って「元気そうかな~」と気に掛けてあげると思いますが、数週間もすれば日々の忙しさに追われて新鮮な気持ちも薄れ、ここに置いてたら掃除の邪魔だな、などと思うようになったりします(体験談 笑)。
エアープランツを育ててかれこれ10年ほどと思いますが、飾っている場所によっては掃除が面倒!というのは大きなテーマでした。
棚にポンッ!と無造作に置いてあげるだけでもとても絵になりますが、掃除の度にエアープランツを持ち上げてフキフキしなくてはならないことがストレスに・・・
そこで我が家では、エアープランツの飾り方は吊す!地面から浮かす!ということを基本としています☆
- 水やり後の乾きが良い
- エアープランツを必要以上に触らずに済む
- 掃除が楽ちん
水やり後は、蒸れを防ぐためにできるだけ早く乾燥させてあげた方が良いですよね。
吊して乾かすことで空気に触れる面積が多くとても乾きが早いです。
そして、エアープランツ特有の葉の表面に生えているトリコームは、1度剥がれたトリコームはもう生えてこないのでなるべく刺激を与えない方が良いわけですが、水やりのときもハンギングホルダーごとフックの部分を持って持ち運びできるのでエアープランツを直接触る頻度が減りました。
ちなみにソーキングのときもホルダーごとドボンと浸けています。
そして、ハンギングしたり壁に掛ける方法にして良かったなとつくづく思う点は、掃除が楽になったことなんです。掃除の時に持ち上げて棚上を掃除をする手間がなくなったのでとにかく楽ちんになりました♩
今回はいくつかの飾り方をご紹介しますが、使用しているホルダーは全て手作りです。作り方についてはこちらでご紹介しています☆
品種や個性に合わせた飾り方
縦に伸びるエアープランツ
茎がどんどん伸びていくタイプには、アルビダ、インターメディア、ジュンセア、カーリースリム(インターメディア×ストレプトフィラのハイブリッド)などがあります。
同じように茎を伸ばしていくタイプであっても、茎の周りに葉を付けるタイプは横幅も大きくなってきます。カクティコラなどがそうですね。
横幅も大きくなってくるタイプはポンッ!と棚の上に置いてもボリュームがあるので存在感が感じられますが、縦に縦にと長くなってくる品種は逆さ向けに吊り下げたりグラスやフラワーベースに挿してあげるとかっこよく飾れます☆
その他、人気のウスネオイデスも縦に長く伸びてきますね。
形状的に下に葉を伸ばしますから吊すスタイルが1番しっくりくるかと思いますが、無造作に置くと垂れ下がった葉がとてもオシャレ♩
群生しやすいエアープランツ
群生しやすい品種には、イオナンタ、コットンキャンディ、シュスゴネンシスなどがあります。
1株だと小さいですが、子株を群生させて育てると丸っこくなってきてかわいい。丸っこい形を楽しむのは吊してあげるのが1番かもしれません。
葉を下に落とすエアープランツ
ストラミネアやガルドネリィは、新しい葉が生えてきては古い葉を下に落としながら成長していく品種です。
そのため飾り方には少し工夫が必要ですね。
このタイプの品種は基本的に吊すことが基本となるでしょう。
同じ葉を下に落とすタイプのドーラティは、とても葉が硬いので少し葉を広げてあげることで自立してくれるので立てて飾っても素敵☆
丸いタイプのエアープランツ
コロンと丸い形のまま大きくなっていくタイプには、キセログラフィカ、ストレプトフィラ、テクトラムなどがあります。
棚の上に置いたり、平らなフラワーベースに盛り付けるように飾るのも素敵ですが、我が家では全て吊して飾っています。
キセログラフィかはお尻が真っ直ぐな子もいれば少し歪んでる子もいますが、あえてその歪みを活かしながら角度を付けてハンギングしています。
テクトラムのようなトリコームの多い子は吊してあげた方が風通しが良くなり、水やり後の乾きが早いですよ♩
お尻が尖ったエアープランツ
お尻の部分が尖っているエアープランツはたくさんありますね。カピタータ×ストレプトフィラのハイブリッド品種のラブノットやカピタータ、ブラキカウロス、ブルボーサ、ベイレイ、ポーリアナ、ベルティナなどなど。
それぞれお尻の尖り具合が違ったり、大きさによって安定が悪くなるのでその子に合わせてワイヤーで吊したり、ホルダーに挿してあげています。
小ぶりなエアープランツ
SサイズやMサイズの小さめの子達は連結してあげると管理が楽です。
連結したままフックを持って運び、ベランダやお風呂場に引っかけて水やりすることができます☆
連結する品種は、水やりの頻度が同じの子達同士を繋いであげることで、同じタイミングで水分補給が可能ですね♩
最後に
今回は、水やりなどの管理が楽で掃除も楽ちんな飾り方についてご紹介しましたがいかがでしたか?
我が家では半分以上のエアープランツを吊したりハンギングする方法で管理していますが、棚の上に置いたりしていた頃と比べると成長も早くなり、根っこもたくさん生えてきてボーボーです 笑
開花してくれる子も増えました!
参考にして頂ければ幸いです☆