こんにちは。ぐうたらんこです。
我が家のバスマットは珪藻土。珪藻土バスマットの魅力は吸水性はもちろんですが、私としてはお手入れが楽なのがお気に入りです。
本来、珪藻土バスマットは「水洗い不可」「天日干し不可」のため衛生面が気になるところですが、Amazonで洗える珪藻土 バスマット グレーを購入してからは安心して使うことができるようになりました。
洗える珪藻土マットは以前使っていたものより軽く、シャワーをジャーッとかけて洗えるので扱いがさらに楽ちん。
古い珪藻土マットを処分するのはもったいないため、好きな大きさにカットして再利用することにしました!
今回は、珪藻土マットのリメイク法と合せて吸水性の復活についてご紹介です。
- 吸水性が悪くなった珪藻土バスマットを買い換えようと考えている
- 古くなった珪藻土をリメイクしたい
- 珪藻土のカット法を知りたい
- 家の中で珪藻土を活用したい
珪藻土にヤスリをかけて復活
吸水性が落ちてきたかな?と思ったらまずはヤスリがけ!
画像は、我が家の2代目 Soil 珪藻土 バスマット(Amazon)
私が使っていたSoilは厚みが2.5cmあるタイプでとにかく重く持ち運びが大変なため、購入後約3~4ヶ月ほどお手入れしていませんでした。表面の汚れが目立って汚らしいですね 汗
珪藻土マットにヤスリをかける
ヤスリは状態によって使い分けるため、荒目、中目、細目のセットを購入。
軽い汚れなら細目~中目で良いと思いますが、我が家の珪藻土は汚れが目立っていたため、荒目を使って全体をクルクル円を描くように削り、そのあと目の細かいヤスリで表面を滑らかにしていきました。
粉の量を見て「めっちゃ削った!」と思っても意外に削れていないため、粉を刷毛で除けて表面の状態を確認しながら進めましたよ。
まだうっすらと汚れている感じはありますが、ヤスリをかける前と比べるとかなり白くてキレイな状態に戻ってくれました。仕上げは固く絞った布やペーパータオルなどで表面の粉を拭いて終了です。
珪藻土は使用方法や頻度、そもそもの純度によって吸水性の劣化にばらつきがあるようでが、2人家族の我が家の歴代珪藻土バスマットは、3ヶ月に1度ぐらいのペースでヤスリがけで復活してくれるものや、何度ヤスリをかけても吸水性が戻らないものもありました。
「安かろう悪かろう」ということなのか、安価で購入した1代目珪藻土マットはヤスリをかけても新品の様な吸水性を取り戻すことはできませんでした。
おそらく、私が購入した安価な珪藻土は純度が低かったのだろうと思います。
また、使用期間が長くなってくると吸水性が落ちてヤスリがけが必要になるサイクルが短くなってくる印象があります。
我が家の2代目Soilも最初は3ヶ月に1回ぐらいで完全復活していましたが、1年後には1ヶ月ぐらいのサイクルで吸水性が落ちるようになりました。珪藻土の寿命は2年程度らしいので、徐々に吸水力が落ちてくるのでしょうね。
珪藻土をカットしてリメイク
バスマットとしての吸水性が落ちてもまだまだ使えるので捨ててしまうのはもったいない。
今回は、3代目珪藻土バスマット(あまり使っていない)と、新品の珪藻土バスマットの2枚をリメイクしてみました。
新品をあえて使ったのはキッチン周りに使用するのが目的。使用したのはこちらのマーブル柄珪藻土マットです。
カットしたい大きさに線を引く
鉛筆と定規を使い、珪藻土にカットラインを書きます。
珪藻土をカットする
ノコギリを3種類使って切り心地を試しました。
1.クラフトのこで珪藻土をカット
クラフトのことは、刃の目が小さく切り口がなめらかになるノコギリ。プラスチックのカットや木の切り口を滑らかに仕上げたい時に使用することが多いです。
歪むことなく真っ直ぐ切れてカットの断面も非常に滑らかです。
デメリットとしては、クラフトのこは刃が薄く細かいため、なかなか切り進めることができず時間が掛かります。また、刃が削られてしまい切れ味が悪くなるのが早いため、替え刃(Amazon)
2.引廻しノコで珪藻土をカット
引廻し(挽廻し)ノコとは、刃全体が細身で先端に向けてさらに刃が細くなっているのが特徴。板を円形にカットしたり穴を開けたりするときに便利なノコギリです。今回使用した引廻しノコギリは他の2種に比べ刃が大きく粗めです。
引廻しノコギリは比較的刃が大きいため、ガシガシと速いスピードでカットすることができますが、刃に厚みがある分、切り口ががたつきやすく真っ直ぐ切るのは難しく感じました。
クラフトのこの切り口と比べると違いがよく分かりますね。
3.半月ノコで珪藻土をカット
半月ノコとは、名の通り半月の形が特徴。丸刃と直刃の両刃になっており、目的に応じて使い分けることができます。丸刃は刃がやや細かく小さい。直刃は他の2種の中間程度の大きさです。
直刃の方でカットすると、刃が比較的薄いため引廻しノコよりも真っ直ぐカットできました。刃が小さすぎず、切り分けるスピードも速く快適です。
丸刃は水平に刃を入れることができるため、珪藻土の線に沿って表面全体に刃を入れ、テコの原理でバコッ!と割ることでより早く切り分けることができます。
珪藻土をテコの原理で割る
クラフトのこ、引廻しのこ、半月ノコの3種を使ってみたところ、時間を掛けずに1番楽ちんだったのは半月ノコ。特に溝を作りテコの原理で割ってしまう方法は簡単にカットすることができました。
クラフトのこで切り分けるには、10cmカットするのに20分ぐらいかかるのに対し、テコの原理は10分ほどで30cmの長さを切り分けることができました。
ただし、テコの原理は小さいサイズになるとテコが働きにくいため、大きいサイズはテコの原理、小さくカットするのは直刃で切り分ける切り分ける、という方法がおすすめです。
カットした珪藻土にヤスリをかける
カットした珪藻土にヤスリをかけ仕上げていきます。テコの原理で割った場合や刃の粗いノコギリでカットした場合は断面が滑らかではありません。多少の歪みやデコボコならヤスリがけで調整できます。
ガタガタ部分には鉄ヤスリを使ってガシガシ削り、最後に紙やすりで表面を滑らかにしました。
珪藻土を丸みを付ける
角を丸く仕上げたい場合は、コーナー部分を斜めにカットし、ヤスリで削って整えます。まるで既製品のようにキレイに仕上げることができました。
珪藻土に穴を開ける
珪藻土に紐やフックを付けたい場合は穴を開けることもできます。まず、キリやネジ穴ビットで簡単に穴を開けます。私は木ネジビット(Amazon)
紐やフックが通る大きさの穴にするため、小さく開けた穴の中にドライバーを差し込み、グリグリと回すだけで一回り穴を大きくすることができます。
仕上げにヤスリをかけ、フックや紐を通せば吊り下げ可能な珪藻土の完成です。
珪藻土リメイク完成
今回は2枚の珪藻土を様々な形にカットしました。カット前に、使いたい場所を想定しながら大きさを計っています。
珪藻土リメイク活用例
キッチン シンク横の水切り珪藻土マットとして
未使用の珪藻土マットは、シンク横の水切り用に大きくカットしました。市販に水切り用の珪藻土も販売されていますが、納得できるサイズがなかったためバスマットを利用してリメイクです!
キッチン グラス類の水切り珪藻土として
こちらも使っていない珪藻土でリメイク。キッチンラックの底面にカットした珪藻土を乗せ、洗い物のちょい置き場として使用。
ボトル乾燥の珪藻土スティックとして
スティック状にカットした珪藻土はボトル用に使用。フックを付ければ引っ掛けておくことができるので衛生的で便利。
洗面所 歯ブラシなどの水切り珪藻土として
洗面所の歯ブラシや歯磨き粉の下にリメイクした珪藻土を置いています。濡れることが多かった棚を乾いた状態に保てて快適です。
クローゼット 衣類の除湿・消臭用珪藻土として
フック付きのリメイク珪藻土は、ハンガーレールに吊り下げて衣類の消臭や除湿に。
棚や引き出し 除湿用珪藻土として
細かく砕けた珪藻土やカットした切れ端なども、布やキッチンペーパーに包んで棚の奥や引き出しの奥に置いています。
玄関 靴の除湿・消臭用珪藻土として
バスマットとして使用済みの珪藻土は、スティック状にリメイクして靴の中に挿したり、下駄箱の奥に立てておくことで除湿や消臭の珪藻土として使うことが多いです。
ごみ箱 脱臭用珪藻土として
キッチンのごみ箱は悪臭がこもりやすいので、使用済みの珪藻土をごみ箱の底に置いて脱臭剤として使用しています。
最後に
今回は珪藻土バスマットの復活やリメイクについてお伝えしました。
2枚の珪藻土をリメイクするにあたり、カット自体はそれほど難しいとは感じませんでした。何よりも自分の好みのサイズにカットできるので、ピッタリサイズを探し求めてネットサーフィンすることもなくなりました 笑
特にキッチンの水切りは便利でお気に入り。吸水性が劣ってきたら新しい珪藻土でまたリメイクしたいと思います!
カットが面倒だな、と感じる場合は、使用済みの珪藻土をハンマーなどでたたき割るだけでもサイズを小さくして再利用できます。
良ければお試し下さい☆