こんにちは。ぐうたらんこです。
壁や窓に貼るだけでとても素敵な空間にしてくれるウォールステッカー。
我が家は窓が多く壁面も多め。殺風景だった場所がステッカーを貼るだけでまるでカフェのような空間にしてくれるので大好きなアイテム。
とても素敵なウォールステッカーですが、貼った後のことが心配になりませんか?
実は、ウォールステッカーを剥がそうと思った時ににとても大変だったことがあったんです。
その経験を踏まえ、ウォールステッカーを貼る場所についての注意点をお伝えします。
ウォールステッカーとは
ウォールステッカーは壁や窓などの平らな部分に貼ることができ、販売されているステッカーの大半は「はがせるタイプ」が中心になっていますね。
その中でも更に種類が分かれ、転写式ウォールステッカーとシールタイプがあります。
シールタイプはいわゆる普通のシールのようなもので、シートから剥がしてペタッと貼る手軽なもの。一方転写式は、絵柄を補助シートに一旦貼り付けてから壁や窓に貼り、補助シートを剥がすと、まるでもともと印刷されていたかのような仕上がりになります。
シールタイプのメリット・デメリット
- 比較的お値段控えめ
- 貼るのがとても簡単
- 透明のフチがある
- 物によってはテカテカして貼っている感が強い
転写タイプのメリット・デメリット
- 透明のフチがない
- ツヤ消しで始めから印刷されていたかのような仕上がり
- お値段高め。大型サイズになると1万円近いものもある
- 貼り付けにコツが必要でヨレて失敗の可能性もある
お値段につられてシールタイプをお手洗いに貼っていたことがありますが、来客に「お子さんが貼ったの?」と言われてしまったことがありました・・・。
シールタイプは絵柄の周りに透明なフチがあるのと、角度によってはテカテカと光るので「貼っている感」がどうしてもチープに見えてしまうんですよね・・・。
クリスマスのイベントなど、ワンシーズンだけ壁面を飾りたい、などの場合はお手頃価格なシールタイプで十分と思いますが、インテリアとしてステッカーを貼るならやはり転写式がおすすめかもしれません。
貼って良かったウォールステッカー
我が家では、お手洗いや窓、リビングの壁紙など至る所にウォールステッカーを貼りまくっています 笑
貼っただけで殺風景だった壁面がオシャレに変身するのは確かですね。
剥がせなくて困ったステッカー
ここからが本題です。
お部屋のあちこちに転写タイプのウォールステッカーを貼りまくっている私ですが、実は剥がせなくて困った転写式ウォールステッカーがあったのです。
それは窓。
基本的に転写タイプのウォールステッカーはちゃんとキレイに剥がせます。ただ、張る場所によっては、また経年劣化したステッカーによっては剥がせなくなる可能性があるのでご注意頂きたい!
問題のステッカーを窓に貼ったのは、購入履歴からすると2012年2月ぐらい。
とても気に入っていたのでそのままにしていたのですが、あるとき窓の雰囲気を替えるためにステッカーを貼り替えようと思い、それまで貼っていたステッカーを剥がすことにしました。
それが2018年の年末。つまり、約6年間貼りっぱなしだったステッカーを剥がそうとしたときに問題が起こりました。
ステッカーが完全に硬化していたのです!
- シール剥がし等の剥離剤を数時間貼付
- ドライヤーでステッカーを温める
- ヘラで削る
- ガラス研磨剤で磨き上げる
①の剥離剤は効果がありませんでした。硬化したステッカーは多少柔らかい部分もできましたが、途中でブチブチと切れてしまい全く剥がれません。
その次に試したのが②のドライヤー。表面を温めることで軟化してくれ「剥がせるか?」と思いましたが、剥がれたのは表面層の部分のみ。粘着部分は硬化したまま窓に張り付いており、まるで透明シールを貼っているような状態になりました。
結局③のヘラで削る作業に移ったのですが、窓の広範囲に貼ったステッカーの跡を全て削っていくのはとても大変な作業でした。
ようやく全て削り終えるまで丸2日ぐらいかかったかと思います。何とかステッカーを剥がせたかと思ったのですが・・・
粘着部分の硬化も全て削り落としたのですが、ガラスに溶け込んでしまったようなステッカーの跡が残っていました。
どういう状態なのか理解できませんでしたが、最終手段として④のガラス研磨剤を使い、更に1日掛けて磨き上げることでツルツルの状態に戻すことができました。
この経験から、他の場所に貼ったウォールステッカーの状態も見てみました。
約1年~2年経過したステッカーの様子
壁(ビニールクロス) | 問題なし。簡単にキレイに剥がせる。 |
冷蔵庫や電化製品 | 多少剥がしにくいがドライヤーで温めればキレイに剥がれる。跡も残らない。 |
ドア(木材) | 多少剥がしにくいがドライヤーで温めればキレイに剥がれる。跡も残らない。 |
日当たりの悪い窓 | 多少剥がしにくいがドライヤーで温めればキレイに剥がれる。跡も残らない。 |
日当たりの良い窓 | 剥がしにくい。ブチブチ切れる。跡が残りやすい。 |
この結果から「日当たりの良い窓」には注意が必要ということが分かりました。
以前苦労したのは6年越しのステッカーでしたが、約1年ほどしか経っていない窓のステッカーも硬化し始めていた印象です。
6年越しのステッカーの跡はあまりに焦っていたので写真に収めることを忘れてしまいましたが、1年越しのステッカーの跡はしっかり撮っておきました!
写真になると跡が分かりづらいので、水を掛けてから撮りました。
英字のステッカーを貼っていた部分ですが、この跡はドライヤーと剥離剤を使用してキレイに剥がした後です。
乾いた状態だと正面から見るとキレイに取れているのですが、角度を付けて見るとやっぱり跡が残っていました。
ただ、この画像は1年越しのステッカーなのでそれほど頑固な跡ではなく、ガラス磨きクリーナーでしばらくゴシゴシすればキレイになりました。
跡が残りやすいと感じたのは、全て南向きの窓に貼っていたステッカーでした。
基本的に直射日光は当たりませんが、季節によって太陽の高さが変わると日が差し込むこともあります。
直射日光が当たらないと言っても、真夏に窓を触るとガラス自体の温度がとても高くなっているのが分かりますし冬でもガラスはほんのり温かい。
おそらく、この熱によってステッカーが完全に硬化してしまい、ガラスに溶け込んだような状態になったのでは?と推測しています。
窓に貼るときは一工夫を!
剥がすのが大変だったことから窓にステッカーを貼ることをやめようかと思いましたが、窓に貼るととても素敵なんですよね。
そこで、私が必ず一工夫しているのは、窓ガラスフィルムを貼ってからステッカーを貼ること!
ガラスフィルムは、透明タイプから柄入りなど幅広くデザインを選べますが、貼るのも剥がすのも楽ちんな「水で貼れるフィルム」を使うことが多いです。
静電気で引っ付いているだけなので簡単に張り直しができます。
窓全面に貼ったり、画像のようにフィルムをカットしてボーダー柄にしてみたりと、窓ガラスフィルムだけでもオシャレになりますね♩
窓にフィルムを貼ってからステッカーを貼ることで、剥がし跡が残ってしまうという心配はなくなりました。
ただ、デコボコしたフィルムの場合、剥がしやすいけど貼りにくい!ということに繋がるので、少しずつ丁寧に貼り付けていく忍耐が必要になります 笑。
個人的には、貼るときの苦労より剥がすときの苦労の方が大変なのでデコボコの方が好きですが。
最後に
今回はウォールステッカーを貼る場所の注意点についてお伝えしましたがいかがでしたか?
基本的にはどこに貼ってもキレイに剥がすことができるウォールステッカーですが、
- 直射日光や温度の上昇
- 経年劣化
の2点については気をつけて頂きたいと思います!
参考にして頂けると幸いです☆