こんにちは。ぐうたらんこです。
我が家のキッチンはマグネットが引っ付かへん。マグネットが付くキッチン、憧れるわ〜
とにかく壁面収納や浮かせる収納、吊り下げ収納が大好きな私は、なんとかキッチンの壁面を活用できないかと常に試行錯誤 笑。
キッチンの壁にマグネットが付くのはタカラスタンダードのシステムキッチンがありますが、そう簡単にリフォームというわけにもいかない…
キッチンの吊り戸棚下、壁面にちょこっと手を加え、マグネット収納ができるようにしてみたで!
- 部分的にマグネットが付くバージョン
吊り戸棚の下(天井部分)と壁に、部分的にマグネットが使えるようにしたバージョンです。
- キッチン全体にマグネットが付くバージョン
キッチンカウンターの壁全てにマグネットが付くようにしたバージョンです。
こんな感じに自由自在にマグネット収納ができる、「トタン」を使った吊り戸棚下収納・壁面収納法についてお伝えするよー!
- キッチンの壁に「浮かせる収納」がしたいけど賃貸なので壁に傷を付けてはいけない
- キッチンの壁には吸盤なら付けられるがすぐに落下してしまう
- 調味料やラップ、スプレーなど取りやすい場所に置きたい
- キッチンにマグネットが付くようにしてレイアウトを変えられるようにしたい
キッチンの壁|トタンを使えばマグネットが付く
市販品にマグネットが付くシート、というものも販売されていますね。これまでいくつか試したところ、中にはかなりしっかりめにマグネットが付く商品もありました。
ただ、強力と言っても重いものを吊り下げたりできるほどの安定感はなく、また非常にお高いことから広い範囲に使うことはできませんし、どうやってそのシートを好きな場所に貼り付けるか?という問題が。
我が家は賃貸ではありませんが、現状復帰できるようにしていたほうが模様替えもできるし安心。。。
いろいろ試行錯誤して辿り着いたのが「トタン」なのですが、トタンって聞いたことありますよね?
トタン板とは?
トタン板とは、鉄板の表面に亜鉛メッキを薄く施したもので、亜鉛メッキによりサビを防止する効果があるもの。
屋根などで使われている、そう、あのトタンです 笑
ナミナミって波打ってるトタンをイメージしたかもしれんけど、表面が塗装されているトタンもあるんやで!
トタンは鉄の板です。鉄なのでマグネットが付くのですが、強度は鉄の厚みも関係してきます。私はいつも厚みが0.27mmのものを使用していますよ。
単なる鉄の板やから強力にマグネットが引っ付く!っちゅうわけやな♪
この記事はトタンを使った応用の説明になりますので、まず基本のトタンの取り付け方、カット法などは以下の記事を参考にしてくださいね!
吊り戸棚下のマグネット収納アレンジ
吊り戸棚ラックなど棚に引っ掛けて使う商品もたくさんあるけど、マグネットが引っ付けばもっと便利ですよね。
真っ白けっけでよく分からない画像になっていますが、上記の磁石が強力につく!ホワイトボードの代わりや壁面収納にトタンがおすすめの記事と同じ方法でトタンを吊り戸棚の下(天井)貼り付けています。
土台を傷つけてしまわないようにマスキングテープで保護し、両面テープでトタンを貼り付けるだけ。
天井にトタンを貼る場合は、マグネットでいろいろ浮かせることで真下に重力がかかり、壁に取り付けた場合のトタンに比べやや剥がれやすい傾向があると思いますので、両面テープの範囲を大きくするなどの工夫をすると安心です。
吊り戸棚下にラップ・調味料ボトルをマグネットで吊り下げ収納
- tower ラップケース(Amazon)はマグネット付きなのでそのまま天井にペタっと収納
- 100均の調味料ボトルも浮かせて収納
調味料は100均(セリア)で購入した調味料ボトルのフタ部分にネオジムマグネットを接着剤で固定し天井から吊り下げ収納に。
吊り戸棚下にマスキングテープ・マジックペンをマグネット収納
マジックペンのキャップにもネオジムマグネットを。マスキングテープはマグネット付きのテープカッターを使っています。
マグネットがつかない壁にマグネットが付けられる
キッチン調理台の壁面にもトタンを。部分的にマグネットが付くようにしたかったため、半分にカットしたトタンに鏡面タイプのカッティングシート(リメイクシート)を貼り、キッチンの壁と馴染むようにしました。
トタンはホワイトカラーを使ってるけど、キッチンの白色とちょっと色目が違ってん。
私が使っているトタン板は表面にしっかり塗装がされているため、表面部分が錆びることは考えにくいです。ただ、フチの部分は鉄の切り口になっているため、そこからサビが出ることはあるかもしれません。
心配な場合は、フチ周りだけでもカッティングシートやマスキングテープで保護すると良いかと思います。フチ周りは固く鋭利ですので、万が一のケガ予防としても保護はオススメです。
てか、リメイクシートでお化粧したら、まるで備え付けみたいにキレイに取り付けることができたで♪
トタン|リメイクシートの貼り方
トタンを壁に設置した後にリメイクシートを貼り付けてもOKですが、よりキレイに施工するため設置前にシートを貼りましたよ。使用しているトタンは、 厚み0.27X巾225X300mm(Amazon)です。
リメイクシートは、縦長にカットしたトタンよりやや大きめサイズにカット。このとき、トタンを繋げた状態の長さ(約15cm以上×約45cm以上)でカットします。
カッティングシートを下にし、上に縦長にカットしたトタンの1枚目を乗せるように貼ります。このときは軽く貼る程度でOK。
次に2枚目のトタンを、1枚目に繋げるようにして貼り付けます。1枚目と2枚目の境目が分からないようにできるだけキッチリ揃えてください。
そっと表面に裏返し、ヘラなどでカッティングシートの空気を抜いてしっかり密着させます。
もう一度ひっくり返し、周りにはみ出ているリメイクシートをカッターなどでカットします。
トタンを1段で使ったマグネット収納
リメイクシートでお化粧した細長いトタンを壁に取り付けています。取り付け方は前述した吊り戸棚下と同じ。詳しい手順はこちらの記事を参考にしてくださいね。
使用している調味料入れはtowerの商品です。吊り戸棚下と繋がるようにトタンを貼ってみました。
トタンを2段使って収納スペースアップ
さらにもう1段、トタンを貼り付けてみました。キッチンの壁を無駄なく収納スペースに。
さらに応用編|キッチンの壁全体にマグネットが付くようDIY
部分的にトタンを付けてみたところ、使い勝手があまりにも良いので、さらに広範囲にトタンを取り付けました。トタンも大きいサイズを使用。
縦長の大きいトタンを1枚貼るだけでもかなりのマグネットを付けることができそうです。
コンセント周りなど、トタンを貼れない部分は前もってカットしてから貼り付けました。
キッチンの壁全体にトタン
縦長のトタンや正方形に近いトタンを組み合わせ、シンクの壁全てにトタンを貼りました。この後、全体にカッティングシートでお化粧しています。
マグネットがつかない壁がマグネットが付けられる壁に
シンク周りは棚や水切りカゴ、まな板、ソープディスペンサーなどなど全てマグネットで浮かせています。
部分的にマグネットにしていた所も全面にトタンを貼ることで自由にレイアウトを変えることができるように。
トタンを使ったマグネット収納の強度は?
これまでもトタンを使った壁面収納はあらゆる場所で強度を確認済み。ただキッチンに関しては、かなり重いものもガンガンマグネットで取り付けているのでいつか剥がれるのでは?と心配でした。
現在、全面にトタンを貼り付けてから1年ほど経過していると思いますが、全く問題ありません。
もともとマグネットが付かへんかったことを忘れるぐらい馴染んでるわ〜
参考にしていただけると嬉しいのですが、お使いになる両面テープ、マスキングテープ、取り付ける場所、取り付けるものによっては剥がれる可能性もあるかと思いますのでご注意くださいね☆