こんにちは。ぐうたらんこです。
システムキッチン、カップボード、キッチンボードなどの引き出しは下の方の段が深いタイプになっていることがほとんどですよね。
この深い引き出し、大皿や調味料などの大きめボトルなどの収納にはとても重宝しますが、収納する物によっては引き出しの上部が空いてしまい、空間がムダに感じることありませんか?
我が家もこんな感じになっていました。

こちらはシステムキッチンの深い引き出し。グラス類をまとめて収納していますが、引き出しの上部がポッカリ空いています。
ここにも。

レンジ台の1番下にある深い引き出しです。お弁当箱や水筒、麦茶ポットやウォーターボトルなど、背の高いものから低いものまで、同じタイミングで使うものをまとめて収納しています。
真上からの画像なので分かりにくいですが、引き出しの左サイドは高さを活用できていますが、それ以外の部分は引き出しの高さ半分ぐらいしか活用できていません。
これはいわゆる「デッドスペース」というやつやでぇ
このような状態になった場合、ついつい上に物を積み重ねて置きがちですが、積み重ねてしまうと下にある物を取り出しにくくなってしまいますよね。
そこで今回は、このような深い引き出しのデッドスペースをなくし、収納力をアップさせる2段収納アイデアについてご紹介します!
- 深い引き出しの上部が空いてデッドスペースになっている
- 深い引き出しでも細々した物を取り出しやすく収納したい
- タッパーやお弁当グッズ、食器などの収納に困っている
深い引き出しを2段にして収納力アップ
キッチンの深い引き出し活用例①

システムキッチンの深い引き出しの中に「引き出し」を取り付けてみました。
- 100均の引き出し(セリアのA5ドロワーボックスを使用)
- 突っ張りシェルフ(セリアのブリッジシェルフを使用)
- 突っ張り棒2本
- 耐震ジェル


取り付ける引き出しは、セリアで購入したA5サイズの引き出しを使用しています。サイズや種類は設置する場所に応じてお好きなタイプをチョイスして下さい。

引き出しを取り付けるための棚はセリアのブリッジシェルフを使用しました。ダイソーなどの100均には棚部分がワイヤータイプのものもありますが、今回ご紹介する方法では滑り止めを使用するため平らな面の突っ張りシェルフを使用しています。
引き出し作成手順
引き出しの中の横板部分に突っ張り棒を2本突っ張ります。
棚部分になるブリッジシェルフを並べます。
100均グッズで引き出し完成!


引き出しになるボックスをセットすれば完成♪
作成した引き出しにはストローと割り箸を収納。使用頻度の少ないものを収納する場所としてとても重宝しています。
キッチンの深い引き出し活用例②

ベーシックな方法として、突っ張り棒だけで棚を作るのもおすすめの方法です。

突っ張り棒を数本並べるだけで棚のように使えますが、1番奥の突っ張り棒の高さを変えることで奥に物が落ちてしまうことを防げます。

たったこれだけで落下を防げ、安心して収納することができますね。
キッチンの深い引き出し活用③
次にご紹介する活用例は、引き出しのタイプによっては適さない場合もあるかもしれませんが設置可能であればおすすめの方法です。
- 引き出しの幅より少し長めのワイヤーネット
- クリップ
- カゴやトレイ
ワイヤーネットで深い引き出しを2段にする


引き出しの幅より長いワイヤーネットを用意し、幅に合わせて折り曲げます。ワイヤーネットの折り曲げ方については以下の記事で詳しくご紹介していますので参考にして下さいね。

折り曲げたワイヤーネットを引き出しに乗せるだけで深い引き出しを2段にすることができました。ワイヤーネットが後に滑り落ちる可能性があるので、クリップなどで落下防止ストッパーを取り付けると安心。


シンプルな方法ですが、取り付けた棚をスライドさせながら引き出しを使用できるので空間を無駄なく使用できるかと思います。
ワイヤーネットの上に直接物を置くと引き出したときに滑りやすいため、サイズの合うカゴなどを上に置き、結束バンドで固定すると使いやすいかもしれませんね。
この方法は、引き出しの両サイドとワイヤーネットが干渉してスムーズに引き出せない場合は設置不可となりますのでご注意下さいませ!
ワイヤーネットが引き出しと干渉する場合はこの方法!
深い引き出し活用例④

画像のように引き出し内に囲いを作り、引き出しを2段にする方法です。
幅のある引き出しも「左半分は高さのあるものを収納」「右半分は2段にして小さなものを収納」と使い分けることができます。
スライド引き出し作り方

ワイヤーネットとバスケットを組み合わせ、引き出し内を2段にすることで収納力を上げます。
上段のカゴはスライドするので手前の物も奥の物も取り出しやすく、上段のカゴはまるごと移動させることができるので、使用頻度の高いものをまとめて収納しておくのも便利です♪
- ワイヤーネット(数枚)
- ワイヤーバスケット(取っ手付きのもの)


ワイヤーバスケットは、カゴの両サイドに取っ手が付いているものを使用します。私はダイソーで購入しました。


ワイヤーネットを引き出しの高さや奥行きに合わせて折り曲げ、引き出し内を囲うような形に結束バンドで繋げます。(折り曲げ方や結束バンドについてはこちらの記事を参考にして下さいね)
ワイヤーネットを曲げるときは、上段になるバスケットの幅に合わせ、取っ手部分がしっかりと引っ掛かるようにします。
囲いの高さが低いと下段に入る物の高さに限りが出ますが、その分上段のバスケットには高さに余裕ができます。
反対に囲いの高さを高くすると下段には背の高いものが入りますが、バスケットには高さのあるものは入りません。
下段に入れたい物、上段に入れたい物をあらかじめ想定して高さを調節してくださいね。
あとは取っ手付きのカゴを乗せれば完成です!
スライド引き出し収納例
お弁当グッズをまとめて収納
以前は、お弁当カップやバランをキッチンカウンターの浅めの引き出しに並べて収納していました。
before


きれいに並べて収納することでお弁当づくりも気分が上がるのですが、引き出しをまるまるお弁当カップ類の収納にするほどキッチン収納に余裕がないこと、お弁当を作るときにあちこちの引き出しを開けることが面倒に感じたので、お弁当や水筒、お箸やフォーク、お弁当カップなどを1つの引き出しにまとめました。
お弁当グッズをひとまとめに収納


お弁当カップはバスケットに入れ、カゴごとカウンターに移動させてお弁当を作っています。
比較的使用頻度の低いピックやバラン、ソース入れなどはケースに収納。(画像奥のバスケット内)
大きさの違う保存容器をまとめて収納

タッパーなどの保存容器は、サイズ違いを持っていると便利ですよね。ですが種類が増えると収納場所も選び、なかなかひとまとめに収納することが難しいことがあります。
このように深い引き出しを2段にし、下段には大きめの保存容器、上段のバスケットには小さな保存容器、と分けることでタッパー類をひとまとめに収納することができて便利♪
形や大きさの違う食器類を取りり出しやすく収納


深い引き出しはカレー皿やパスタ皿などの大きいお皿を立てて収納しているご家庭も多いのではないでしょうか。
引き出しの半分は大きなお皿を立てて収納、半分にはお茶碗やスープカップなどの背の低い物を2段にして収納するのもおすすめ♪
高さや大きさの違う保存食品や調味料を収納

油や1リットルの調味料など背の高いボトル類を立てて収納し、ラーメンなどのインスタント食品や大きめの缶詰、ドリンク類などを2段収納に保存。
スライドするからお目当てのものが取り出しやすい☆
積み重ねて収納すると下の食品が賞味期限切れ、なんてことになりそうですが、何がどれだけ残っているかも分かりやすいです。
最後に
今回は深い引き出しを2段にして収納力を上げるアイデアについてお伝えしました!良かったら参考にしてみて下さいね。
また、ランドリーの深い引き出し内を活用した収納アイデアについては以下の記事でご紹介しております。
