こんにちは。ぐうたらんこです。
1度使うと他のキッチンペーパーには戻れない、という人も多いコストコのキッチンペーパーですが、実は私もその1人 笑。
コストコで売っているキッチンペーパーは、カークランド(KIRKLAND)とバウンティー(Bounty)が有名ですが、どちらも肉厚で柔らかく丈夫で破れづらいため、料理以外にフキンとしても使えますし、掃除などにも重宝しますね。
我が家では、キッチンに2ヶ所、ダイニングテーブルの下、洗濯機周り、洗面台の下、トイレ、ペットサークルにもコストコペーパーを置いており、気がついたときにサッと拭き掃除ができるようにしています。
キッチンペーパーなんてどれも似たようなもんやろ?と思ってたら大きな間違いやったわー
一般的なキッチンペーパーのサイズであればおしゃれで使いやすい物を見つけることが簡単ですが、アメリカンサイズのキッチンペーパーホルダーを探そうとなると数が限られてますよね。
また、片手でカットできるコストコのキッチンペーパーホルダーを調べると、キッチンカウンターや棚に置いて使うタイプが多く、壁掛けや吊り下げタイプはなかなか見つかりません。
「置き型タイプ」は、場所を取ってしまうこと、掃除の時に持ち上げなくてはならないことから、片手でカットできることに加え、壁や吊り戸棚に設置できるペーパーホルダーであることは外せない条件!
今回は、アメリカンサイズのキッチンペーパーが使える、壁掛けや吊り戸棚に設置できるキッチンペーパーホルダー数種類を実際に使用し、使い勝手などについてレビューします!
なお、手持ちのキッチンペーパーホルダーがあっという間に片手でカットできるようになる裏技については以下の記事でご紹介していますので良ければ参考にしてくださいね。
- コストコのキッチンペーパーやアメリカンサイズのキッチンペーパーを片手でカットしたい
- キッチンカウンターのスペースが限られており、キッチンペーパーを浮かせて収納したい
- 片手でカットできる!と紹介されている商品の使い勝手を確認したい
コストコキッチンペーパー サイズ
コストコのキッチンペーパーを含め、日本で購入できるキッチンペーパーはサイズがさまざま。
コストコ カークランド(KIRKLAND)の大きさ・重さ
コストコで買えるアメリカンサイズのカークランド(Amazon)
洗って使えるペーパータオルは、名の通り、水で洗っても再度使うことができるペーパータオル。食器を拭いたりダスターにしたりと、1枚をしばらく使い回すことができます。
便利なので常備していますが、洗って使えるペーパータオルは一般的なキッチンペーパーよりも大きくコストコキッチンペーパーより小さいので、ペーパーホルダーに困るアイテムの1つですよね。
ロールの大きさ | 長さ:28cm 直径:約15cm |
シートの大きさ | 約28cm×17.5cm |
ロールの重さ | 約345g |
コストコ バウンティー(Bounty)の大きさ・重さ
ロールの大きさ | 長さ:28cm 直径:約15cm |
シートの大きさ | 約28cm×15cm |
ロールの重さ | 約292g |
あれ?今気づいたけど、カークランドとバウンティーて同じ長さやけど重さちゃうやん…
カークランドとバウンティーを比べると、カット線の長さが違うほか、素材感もやや違っています。
バウンティーの方が少しフワッとして空気を含んでいるような?カークランドの方が硬めのような?好みが分かれるようですね。
スコッティ 洗って使えるペーパータオルの大きさ・重さ
ロールの大きさ | 長さ:約27.5cm × 直径:約12.5cm |
シートの大きさ | 約27.5cm×24.5cm |
ロールの重さ | 約293g |
一般的なキッチンペーパーの大きさ・重さ
通常のキッチンペーパーはメーカーによってサイズが異なりますね。今回測ったのはネピアのキッチンペーパーです。
ロールの大きさ | 長さ:22.5cm 直径:約10.5cm |
シートの大きさ | 約22.5cm×21cm |
ロールの重さ | 約124g |
測ってみた長さや重さを比べると、アメリカンサイズのキッチンペーパーは見た目に大きいだけでなく重さもかなりあります。
商品説明に、海外サイズ対応!と書いていても、この重さに耐えれず取れてしまうキッチンペーパーホルダーもたくさんありました。
今回は買って失敗した商品も紹介するので参考にしてください。
私のおすすめ順に紹介していくよー
simpletome|粘着・ネジ式 アルミ製ホルダー
simpletomeのアルミ製キッチンペーパーホルダーは、ホールド部分がバネ式。コストコ(アメリカンサイズ)にジャストフィットし、スコッティ 洗って使えるペーパータオルにも使用可能です。
カラーは画像のシルバーとブラックがありました。
設置方法は組み立てた後、付属の強力両面テープ、もしくはネジ止め。組み立ては小さなネジをとめるだけでとても簡単です。
サイズ | 約32.9×9.1×5.1cm |
材質 | アルミニウム |
バネを広げて差し込むだけの簡単交換
キッチンペーパーを交換する時は、バネになった両サイドを広げながら差し込みます。
バネ固すぎず緩すぎずで、簡単に取り付けることができ、交換しやすい!といった印象。
また、素材全体がアルミでできているため、0.47kgと軽い。スチール製のものに比べるととても扱いやすいのも魅力です。
最高のカット感!スパッと片手でカット
まさに、コストコ(アメリカンサイズ)のキッチンペーパー専用といった感じで、最高の使い心地。
適度なバネが大きなキッチンペーパーもしっかりホールドしてくれ、好きなサイズでカットすることができました。
これこれ!求めてたのはこのカット感!
なんのコツも必要なく、このキッチンペーパーホルダーであれば誰でも簡単に片手でカットできるのではないでしょうか。
また、以下に紹介するキッチンペーパーホルダーには使いやすいものもありますが、カットした後にやや傾いたりすることがあるのに対し、このキッチンんペーパーホルダーは常に平行のまま。
ロールが小さくなってもずっと美しい見た目を保ってくれることにちょっとビックリしたぐらいです 笑。
simpletomeのアルミ製ホルダーのメリット・デメリット
これ以上の使い心地はない!と感動のキッチンペーパーホルダーですが、個人的な感想としてのメリット・デメリットをまとめます。
- 片手でカットできる商品の中でも使い心地はピカイチ!
- コツなしで簡単にキレイにカットできる
- カット後に斜めになることもなく、最後まで見た目も機能も維持してくれる
- アルミ製で軽いのに安っぽくない
- 前から交換可能なので、両サイドに壁があったり物を置いていても干渉しない
- 個人的に、シルバー、ブラックのみの色に不満(ホワイトが欲しい)
- 壁への設置方法が両面テープ、ネジ、のいずれかで、どちらも壁への負担が気になる
- 指紋などの汚れが付着しやすい(シルバーだけ?)
使いやすさは満点ですが、少し汚れやすいかもしれません。
シルバー部分に少し黒い部分があるかと思いますが、たぶん手の脂?交換時にサイドを触るので手の汚れが付着しているのだと思います。
ブラックは使用していないのでわかりませんが、シルバーカラーは定期的に拭いてあげる必要がありそうです。
自分でマグネットを取り付けてみた
一度貼ると剥がすのが大変そうな粘着テープ、壁に穴を開ける必要があるネジ、という設置方法が個人的にNGだったので、自分で強力マグネットを貼り付けて使用しています。
背面が平らなのでマグネットを全面に貼ることができました。今回使用したのは滑り止め加工になっている強力マグネットです。
マグネットがつかない場所に使用したい場合は、比較的剥がすのが楽なネジ付きシートを使うのも良さそうですね。
レック|貼って剥がせるロールペーパーホルダー
レックの海外サイズ対応のキッチンペーパーホルダーは、何度でも貼ってはがせる粘着シートタイプで、キッチンパネルや冷蔵庫など、ツルツルした面に取り付け可能です。
コストコなどの海外サイズであれば片手でカットできますが、通常サイズには向いていません。
サイズ | 約幅34×奥行き11×高さ7.5 cm |
材質 | プラスティック(本体部分) |
背面の粘着シート部分は分離型で本体にカチッとセットできます。壁から取り外すときは本体を上に持ち上げるように引き抜くことで簡単に脱着することができました。
シリコンのストッパーを外し、本体からバーを引き抜いてキッチンペーパーの交換をします。
バーを引き抜く向きは左右どちらにも変更可能で設置場所に合わせることができます。
レックの粘着ペーパーホルダーが片手でカットできる秘密は、芯に通すバーの太さと形状。海外サイズのペーパーの芯がクルクル回りすぎないよう、絶妙な太さになっています。
カークランドを片手でカットしてみたところ、ストレスなく簡単に片手でカット!
引っ掛かって固かったり、グラグラと揺れてしまったり、片手で切ることにコツがいったり、ということがなく、理想の使い心地でキレイに片手でカットすることができました。
うんうん!僕みたいに不器用でコツが分からない人間でも簡単に切れたよ~
洗面所の鏡にも取り付け可能なキッチンペーパーホルダー
ツルツルした面にならどこでもしっかり付いてくれるので、我が家では洗面所の鏡にも取り付けています。
海外サイズ対応ということで、他のサイズも使えるのかな?と思いましたが一般的なサイズや「洗って使えるペーパータオル」には不向きなようです。
一般的なキッチンペーパーも、洗って使えるペーパータオルもクルクル回って両手が必要になります。
レックの粘着ペーパーホルダーのメリット・デメリット
- キッチンパネルや冷蔵庫などツルツルしたところならどこでも取り付けることができ、貼り直しもできる
- 貼ってはがせる粘着テープなので安心
- ぐらつきがなく安定感がある
- キッチンペーパーがスムーズに引き出せ、片手で簡単にカットできる
- 芯を通すバーの向きを左右どちらでも設置可能
- 粘着シートは何度か貼り替えると粘着力が落ちる
- キッチンペパーを引き出すときに、バーが本体にあたり、カシャカシャと少し音が鳴る
- 見た目がやや安っぽい
粘着シートは洗えば粘着力が復活!とのことですが、やはり何度も貼り直していると洗っても粘着力が弱ってきます。
我が家では3回ほど貼り直ししたものは、粘着力には問題なく落下してませんが、手で粘着部分をベタベタとさわってしまったり、5回も6回も貼り直したもの、一時的には引っ付いても、しばらくすると落下してしましました。
粘着力がなくなってしまったシートも諦めんといて〜!
私は剥がせる接着剤を塗って再利用してるで!
山崎実業 プレート|マグネット 挟み込み式キッチンペーパーホルダー
おなじみの山崎実業さんの商品ですが、こちらは「プレートシリーズ」のキッチンペーパーホルダー。
強力マグネットでキッチンペーパーを挟み込むことで、片手でカットが可能です。
海外サイズだけでなく小さなキッチンペーパーにも使用可能。
サイズ | 約幅10×奥行き7.5×高さ10cm(片方あたり) |
材質 | スチール |
マグネットで挟み込むだけの簡単設置。
挟み込み込む時に、キツすぎると引き出しにくい、緩すぎると片手でカットできない、ということが起こりやすいのが難点ですが、常に自分で調整できるのが良いですね。
プレートキッチンペーパーホルダーのメリット・デメリット
- 海外サイズの他、一般的なサイズのキッチンペーパーも調整して片手でカットできる
- 挟み込みなので、常に自分の好きなキツさに調整可能
- 交換時は本体を脱着して取り付けるので、両サイドに壁などがあっても干渉しない
- マグネットが付けば、天井にも壁にも取り付け可能
- 本体の存在感がなくスッキリする
- 交換時にちょうど良いキツさで挟み込める確率が低く、何度かやり直す必要がある
- 交換時に、左右並行にマグネットを取り付けられず、斜めになりやすい
山崎実業さんには、大判サイズのキッチンペーパーホルダーがいくつかあります(後に紹介します)が、マグネットタイプであればこのプレートの商品が1番使いやすいと思いました。
片方のマグネットを外して取り付ける、という仕様のため、面倒と感じる反面、天井ギリギリの高さに取り付けることもでき、また左右に物があっても干渉しないのが魅力ですね。
DEHUB| 落ちない吸盤 キッチンペーパーホルダー
一見普通のキッチンペーパーホルダーのようですが、使ってみるととても優秀なのがわかります。
吸盤は平らな面に設置するとちょっとやそっとじゃ取れない仕様。
さらにバーの構造が絶妙で、大きいサイズのキッチンペーパーが片手でカットできます。
DEHUBのキッチンぺパホルダーは、通常サイズのキッチンペーパーを差し込むこともできますが、片手で切ることができるのはコストコ(海外サイズ)の大きいキッチンペーパーのみです。
サイズ | 約幅30.5×高さ14.5cm |
材質 | プラスティック |
DEHUBのキッチンペーパーホルダーは吸盤タイプなので、キッチンパネルや冷蔵庫など、ツルツルしたところであれば使用可能な商品。
一般的な吸盤と違って粘着性のある吸盤。貼り付けた後に中心部を右に回すことで真空状態になります。
キッチンパネルに取り付けていましたが約半年間1度も落ちておらずとても強力。
ストッパーが働いてコストコサイズが片手でカットできる
カークランドとバウンティーをホルダーに差し込んでみると、驚くほどピッタリサイズ。
アメリカンサイズのキッチンペーパーが1枚ずつ切れるのは、バーの長さとストッパーに秘密があるようです。
ロールの大きさが新品~中程度の時は、スルッと出してストレスなくカットすることができましたが、キッチンペーパーが少なくなってくるとカットできなくなりました。
ロールが小さくなるとカットにコツが必要
ロールが小さくなるとストッパーが効かない
カットする向きを「左→右」にすることでストッパーが外れず片手でカットできました。
吸盤が強力すぎて取り外しにもややコツが必要
吸盤がとても強力なため指の力だけでは取り外すことができませんでしたが、壁との設置部分にヘラなどを軽く差し込めば簡単に外すことができました。
吸盤式 DEHUBのキッチンペーパーホルダーのメリット・デメリット
- プラスティック素材だが作りがしっかりしている
- 吸盤なので下地を傷つけず安心
- 吸盤が強力でちょっとやそっとじゃ落ちない
- 海外サイズのキッチンペーパーがピッタリ収まる
- 引き出す時に引っかかりがなく、好きな長さでカットできる
- キッチンペーパーがかなり少なくなると、片手で切りにくくなる
- キッチンパーパーを引き抜く際、バーが少しぐらつく
- 交換時は横から差し込むタイプなので、横に物があったり壁があると交換できない
片手でカットするには十分なキッチンペーパーホルダーですが、左横から差し込んで交換するため、左に壁があったりすると交換できないことが難点です。
吸盤部分が回転するため「右側から左」の向きに変更して使うこともできますが、バーの部分が裏面になり見た目が劣ります。
左右の向きを取り替えることができそうだったので吸盤部分のプラスチックを外してみましたが、再度はめ込むことができずに新たに買い替え 笑。
カチッとはめるだけなので、器用な人は左右の向きを変えることができるかもできません。
また、吸盤はつるつる面にしか取り付けることができないのが普通ですが、私は木製品や壁紙部分にも「吸盤ジェル」を使用して取り付けています。
どこでも吸盤が使える剥がせる接着剤については以下の記事で詳しくご紹介していますので良ければ参考にして下さい。
山崎実業トスカ・タワー|マグネット キッチンペーパーホルダー
海外サイズのキッチンペーパーが片手でカットできるトスカやタワーのペーパーホルダーは、冷蔵庫などに設置可能なマグネットタイプ。
トスカとタワーの違いはロールを通す部分が木製かスチールかの違いのみで、使い方は同じなため、トスカを例にあげて説明します。
サイズ | 約幅30.5×奥行き2.5×高さ9.5cm |
材質 | スチール(本体)天然木(バー) ストッパー(シリコン) |
海外サイズのキッチンペーパーをセットしたところ、重みで少し右側が下がるのが気になりますが、サイズはちょうど良いです。
スチール製のため、製品自体もズッシリと重い印象です。マグネットが強力なので落ちることはありませんが、取り付ける時にやや扱いにくさを感じました。
トスカ・タワーのキッチンペーパーホルダーは、片手でカットにコツが必要
トスカのペーパーホルダーが片手で切れるのは、本体スチール部分の滑り止め(ストッパー)にポイントがあるようです。
背面にストパーがあることで、コストコサイズ以外の小さめキッチンペーパーでも片手でカットできるようになっています。
下向きに引っ張ると滑り止めが働きスムーズに引き出せません。
斜め上に向けてペーパーを引っ張ることでくるくる回ってくれました。
好みの長さでペーパーを下に向けることで片手でカットできます。
ロールのサイズや量に関係なく滑り止めが働いてくれるため、海外サイズのみならず、一般的なキッチンペーパーや「洗って使えるペーパータオル」も問題なく片手でカットできました。
トスカ マグネット キッチンペーパーホルダーのメリット・デメリット
- マグネットが強力でズレない
- キッチンペーパーのサイズや量にかかわらず片手でカットできる
- 頑丈なスチール製で丈夫
- デザイン性が高い
- マグネットなので、冷蔵庫やホーローのキッチンパネルにしか取り付けることができない
- ペーパーの引き出し方にコツがいる
- カット後、正面から見たときにキッチンペーパーが少し斜めに傾く
- 斜め上に向けて引き出す必要があるため、高さのあるところに設置すると使いづらい
- 交換時は右から差し込むので、壁の右端に設置したい場合、いちいち壁から取り外さないと差し込めない
楽天やアマゾンでも評価が高いのも納得の商品ですが、右側からしかキッチンペーパーを差し込めず、取り付ける場所によっては壁から取り外す必要があること、片手でカットするためには天井(吊り戸棚)から離して(少し下に)取り付ける必要があることに不満を感じました。
とはいえ、頑丈さと見た目の良さは絶対なので、マグネットが付く場所にキッチンペーパーを設置したい場合はおすすめの商品ですね。
なお、同じ山崎実業さんの「tower」のマグネットキッチンホルダーも同様の使い心地でした。
吊り戸棚用 ステンレス製 キッチンペーパーホルダー 大
アールエス ハンガースタジオのキッチンペーパーホルダーは吊り戸棚に吊り下げるタイプになります。
バネがしっかりしているため「洗って使えるペーパータオル」も片手でカットすることができ、その他の通常サイズにも対応の商品です。
コストコなどの海外製キッチンペーパーがキレイに収まるサイズの他、一般的なサイズ用のものもあるので間違えないようにして下さいね。
サイズ | 約幅10×奥行30×高さ13cm |
材質 | 18-8ステンレス製 |
吊り戸棚にカークランドをセットしてみました。ハンガー部分にしっかりと長さがあるため、吊り戸棚よりも手前に飛び出すことなくキレイに収まります。
海外製のキッチンペーパーが新品の時はかなり直径が大きいため、キッチンの中央あたりに取り付けると頭上にかなり存在感を感じますが、壁に近いところであればそれほど気になりませんでした。
吊り戸棚に引っ掛ける部分の長さは約13cmほどなので、照明器具があり、奥行きが浅い吊り戸棚にも取り付けることができました。
引っ掛ける部分のステンレスは厚みは2mmですが、吊り戸棚の扉によっては閉まりが悪く少し浮いた感じになるかもしれません。
キッチンペーパーを片手で引っ張ってみるとハンガー部分がやや上下にグラグラと動きます。
かなり固く、スムーズに引き出しにくい感じがありましたが、切れ目の部分で少し斜めに引っ張るとピリピリと楽にカットできました。
片手でカットしやすいように一工夫
ペーパー1枚ずつカットしたい場合はこれぐらい固めの方が良いかもしれませんが、私はもう少しスルスルと引っ張りたかったため少し手を加えました。
キッチンペーパーの芯を通す部分がバネのようになっており、このバネが強いとキッチンペーパーを引っ張ってもスルスル出てくれず固くなります。
そのため、バネの部分を手でギュッと押さえ、幅を狭くすることでキッチンペーパーが引き出しやすくなりました。
吊り戸棚用 キッチンペーパーホルダーのメリット・デメリット
- 洗って使えるペーパータオルやその他のキッチンペーパーも片手で切れる
- 壁用ではなく、吊り戸棚に吊り下げて片手でカットできる商品は少ない
- ネジを締めて吊り戸棚に挟むのでしっかり固定される
- 奥行きの浅い吊り戸棚でも設置可能
- 微調整をしてもやはり固くて引き出しにくいことがある
- ペーパーを引き出すときに製品ごと上下にぐらつく
- ペーパー交換の時に芯が抜きにくい
- カラー展開がなくシルバーのみ
山崎実業 タワー|シンク扉 キッチンペーパーホルダー
スチールプレートを扉や引き出しに挟み、スチールプレートの上からマグネットでロールを挟み込むタイプ。
挟み込む部分は、下部は固定、上部が脱着できる仕様なので、好きなサイズで固定することができます。
大判タイプのキッチンペーパー意外のサイズにも使えますね。
サイズ | 約幅7.5×奥行き10×高さ30cm |
材質 | スチール |
上部の脱着式マグネットでキツさを調節できるので、キツめ、緩め、と好みに合わせることができ、好きな長さで片手でカットできます。
キッチンペーパーの交換は簡単ですが、自分の使いやすいベストのキツさになるまで数回調整する必要があるかもしれません。
タワー シンク扉 キッチンペーパーホルダーのメリット・デメリット
- 扉や引き出しがあればどこでも設置可能なので、キッチンだけでなく洗面所やリビングでも使いやすい
- 自分で調節できるので好きな長さで片手でカットできる
- あらゆるサイズのキッチンペーパーに使える
- トイレットペーパーにも使える
- 引き出しの上段に取り付けると、下の引き出しと干渉する場合がある
- 開戸に取り付けると、扉がいちいち開く場合がある
- 取り付ける位置によっては歩く時邪魔
- 1度で適度なキツさでキッチンペーパーを挟み込めず、何度か調整しなければならない
片手でカットできること、扉や引き出しさえあれば、どこでも設置できるところが魅力ですが、キッチンで使用するとなるとデメリットが目立ちました。
開き戸にも取り付け可能ですが、扉が軽い場合、キッチンペーパーを引き出す度に扉が空いてしまいます。
また、キッチンの端に取り付けるなら問題ないですが、行ったり来たりする動線上に取り付けると邪魔です。
特に、コストコサイズは大きいため、取り付ける場所を考えなければいけません。
引き出しに挟み込む場合は、取り付けた時の高さが30cmあるので、下の引き出しと干渉してしまう可能性があるので注意が必要。
キッチンの高さ30cm以上の引き出しって、1番下だけやわ。
そんな下にキッチンペーパー取り付けへんで〜
むしろ、キッチン以外での使用の方がおすすめかもしれません。我が家ではリビングや仕事部屋など数カ所で使用していますよ。
買って失敗?後悔したキッチンペーパーホルダー
上記のおすすめ商品以外にも数々のキッチンペーパーホルダーを試しています。失敗とまではいかなくても「惜しい!」という商品はたくさんありました。
PLYS マジックテープ キッチンペーパーホルダー
PLYS キッチンペーパーホルダーは珍しいマジックテープタイプ。粘着のマジックテープなのでどこにでも取り付けることができます。
一般的なサイズから大きいサイズのキッチンペーパーにも対応で、滑り止めが付いているため片手でカットできる使用になっています。
PLYS キッチンペーパーホルダーの使用感
マジックテープを天井につけた場合
吊り戸棚の天井部分に下向きに取り付けたところ、ストッパーがないため手前にすっぽ抜けやすい。
壁に横向きにつけた場合
横向きに設置すると重みで傾きやすくすっぽ抜けやすい。最初から角度をつけて設置すると良いかも。
PLYS キッチンペーパーホルダーは縦向きがおすすめ
縦向きに設置することで、キッチンペーパーがすっぽ抜けることなく片手でカットできました。
マジックテープの粘着はとても強力でズレませんが、アームがやや不安定で引き出すときに少しぐらつく感じがあります。
ベルカ マグネット キッチンペーパーホルダー
コストコなどの海外サイズ対応で、その他のサイズにも使えるベルカのマグネットキッチンペーパーホルダー。
挟み込むタイプなので、設置も簡単、キツさも好みで調整可能。
が以外サイズの大きなロールも問題なくホールド。見た目もスッキリです。
楽天やAmazonの商品レビューでは「コストコのキッチンペーパーにも使えて便利!」的なコメントがチラホラあったので購入しましたが、実際に使用してみたところ、マグネットの弱さが気になりました。
すぐに外れる、ということはないのですが、私の扱い方が雑なのか、急いでいる時にパッ!と力強くペーパーを切ろうとすると毎回片方のアームが取れてしまいます。
丁寧に、お上品にカットする人向きやなー
私には向かーん!
ダイヤコーポレーション KCペーパータオルホルダー
ダイヤコーポレーションのKCペーパータオルホルダーは、マグネットで取り付け可能。左右のアームが独立しており、キッチンペーパーの幅に合わせてホールドしてくれるのが特徴。ホコリよけのカバーも付いています。
左右のアーム部分に滑り止めが付いているため、キッチンペーパーを片手でカットできる使用になっています。
ダイヤコーポレーション KCペーパータオルホルダーの使用感
アームの長さがアメリカンサイズには少し短い印象です。
新品のカークランドを何とかホールドしてくれましたが、ある程度使ってロールが細くなった状態でなければスムーズに回転してくれません。
問題はマグネットの磁力が弱さ。ペーパーを取り出そうとするとホルダーごと滑り落ちてしまいました。
コストコのキッチンペーパーは大きさだけでなく重量もあるのでマグネットが弱いとダメですね。耐荷重が約1kgとありますが、引っ張る力には耐えることができないようです。
左右分離したアームを両面テープで貼り付けてしまうとペーパー交換が困難なため使用を断念。
一般的なキッチンペーパーであれば、重さやロールの太さ的に使用可能かと思います。
ダイソー 吸盤 キッチンペーパーホルダー
ダイソーのキッチンペーパーホルダーは、アームがフレキシブルに動くため、キッチンペーパーのサイズに合わせてホールドしてくれます。
さらに背面に滑り止めが付いているため好みの長さでカットしやすくなっています。
ダイソー 吸盤 キッチンペーパーホルダーの使用感
海外サイズのキッチンペーパーの場合、新品の状態ではアームが短くキッチンペーパーが回ってくれません。ある程度ロールが小さくなった状態でセットすると良さそうです。
海外サイズのキッチンペーパよりロールが細い「洗って使えるペーパータオル」はキレイに収まりました。
背面に滑り止めがあるため、斜め上にペーパーを引き出すことで片手でカットできます。
気になった点は、カット後のキッチンペーパーがかなりの角度で歪んでしまうこと。
吸盤をしっかり付ければ本体がズレることはありませんでしたが、アームが自由自在に動くためカットするときに力を入れた方向に必ず傾きます。
この傾きが、見た目的にNGでした。
レック キッチンペーパーホルダー アームタイプ
こちらもダイソー商品と同様にアームがフレキシブルに動くタイプですが、背面がマグネットになっています。
この商品の問題点はとにかくマグネットが弱いこと。マグネットのままでは使用できなかったので粘着テープで貼り付けてみました。
レック キッチンペーパーホルダー アームタイプの使用感
ダイソーのキッチンペーパーホルダーに比べややアームが長めのため海外サイズのキッチンペーパーもホールドすることができましたが、やはりアームが自由に動くため、カットした後に傾いてしまうのが気になりました。
アームが大きく開くため、ペーパー交換は楽ちんです。
山研工業 キッチンペーパーホルダー 吊り下げタイプ
山研工業のキッチンペーパーホルダーは吊り戸棚に設置できるタイプです。アームの長さが調整できるので、海外サイズのキッチンペーパーも吊り下げることができます。
山研工業 キッチンペーパーホルダーの使用感
カチッカチッとアームの長さを変えればいろんなサイズに対応できます。
大判サイズのキッチンペーパーもキレイに収まる
海外サイズのキッチンペーパーがキレイに収まりますが、ロールがクルクル回転してしまい、片手で切ることはできません。
一般的なサイズもキレイに収まる
アームの長さを調整できるので一般的なキッチンペーパーもバランス良く取り付けることができますが、こちらもクルクル回って片手できることができません。
アームの長さを変えれるのが魅力ですが、滑り止め効果になるものがないため片手でカットできないようです。
アームをあと1cmほど短く調整できれば片手でカットできそうなんですが、長さは段階が決まっているため調整することはできませんでした。
最後に
今回は、片手でカットできるキッチンペーパーホルダー(壁掛け・吊り戸棚バージョン)をおすすめ順でご紹介しました。
最近はコストコなどの大判サイズのキッチンペーパーに対応している商品も増えてきましたね。
自分でも不思議なくらい、良さそうなキッチンペーパーホルダーが見つかると購入せずにはいられない 笑。
今後も気になる商品を試し、使い勝手を紹介していきますよ 笑
キッチンペーパーを取り付けたい場所によってマグネットタイプや吊り戸棚用など好みが分かれるかと思いますが、宜しければ参考にして下さいね。